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海釣り
僕が考えた話を書きますね
怖くなかったらごめんなさい


これは海の岩場で釣りをしていたAさんのお話です。

その日、釣りを始めてから二時間。
魚はまったく釣れず、あまりの退屈さにAさんはボーッとして、竿を海に落としてしまいました。

あわてて岩場を海面ギリギリのところまで降りて行き、竿を拾おうと前屈みになったとたん…
海から『にょろっ』と一本の手がでてきてAさんを海へと引きずりこみました。

パニック状態に陥りながらも、状況を把握しようと水中で目をあけてみると…
顔と体が今にもはち切れそうなくらいパンパンに腫れて、目玉が飛び出してしまっている男性とおぼしき水死体の手が、Aさんの手をがっしり掴んでいました。

底知れぬ恐怖と苦しさのなか、必死にその手をはがそうとする。


『にゅるにゅる』


という嫌な感触とともに、水死体の腕の肉が剥がれてくのが見えた。

骨だけになっても掴んでいる手…
見つめてくる飛び出た目玉…


Aさんは息も限界になり、そこで意識を失いました。
気がつくと病院のベッドで寝ていた。

たまたま通りかかった他の釣り人がAさんを助けてくれたらしい。
発見があと少し遅かったら命が危なかったと言われ、あの水死体を思いだすAさん…

もしかしたら自分もああなっていたのかも知れない…
そう思うと寒気がした。
あれはなんだったのか…
幻覚…?霊…?

死体に掴まれるなんて常識的にはありえない。
しかし、皮膚がにゅるにゅると剥がれる感触はしっかり覚えている。

とにかく、そこではもう絶対に釣りをしないと心に誓いました。
その日のうちに退院できるということで、夕方になり帰り支度をするAさん。

すると病室に一人のナースが入ってきて話始めました。

『…言おうか迷ってたんですが…』

何か躊躇した様子で続ける。
『発見者の方がAさんを引き上げるとき…あるものを見てしまったそうなんです…』

あるもの…?
『それは……Aさんのちょうど下あたりに…無数の白骨が沈んでいたみたいです。なかにはパンパンに膨れあがった水死体も…』

Aさんが釣りをしていたところから一キロくらいのところに、自殺の名所として有名な崖がありました。
しかしそこでは自殺者の遺体が見つからず、いつも捜索は打ちきりになってしまっていたそうです。

このAさんの事件がきっかけで、この原因がわかりました。
崖のちょうど下からAさんのいたところまで、潮の流れがあり、その流れでここまで遺体が運ばれてくるのでいくら探しても見つからなかったのです。

もしかしたら、Aさんは自殺者の魂に助けを求められて海に引きずりこまれてしまったのかもしれませんね。
何にせよ、自殺はよくありません。
いつまでも暗闇をさまよいもがき苦しむだけですよ…


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テーマ:オカルト・ホラー - ジャンル:

[2010/06/13 15:05 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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